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人生相談

10歳ほどしか歳の離れていない姪たちから、人生相談をうけて、自分まで悩んでしまうことがある。

先日も、「仕事やめたい・・・」とメールがあった。
そのメールを発端に、その言葉にいたった経緯を聞いたり、アドバイスしたり、なだめたり、すかしたり、しているうちにメールのやり取りは20往復以上になってしまった。
携帯メールというのは人生相談には向かないとつくづく感じた。
真剣に相談にのり、建設的なアドバイスをしたつもりだが、なかなかマイナス思考から抜けられない相手に、うんざりしている自分もいた。

たいがいの人生相談というものは、こちらがどんなにまっとうな意見をいっても、結局は相手がうごかなければ解決には向かわないものだ。
相談をうけ、話をしただけで、相手が「すっきりと解決した」という気持ちにはならないのが常である。
だからまず、良く話を聞いて悩みの核心を探り出し、その気持ちを肯定したうえで、いくつかの選択肢を提示する。
相手の気持ちをマイナスのところからゼロに持ってくるためには「その気持ちを肯定する」というところが意外に一番重要だったりもする。

結果、翌日には仕事をやめるという方向で事が動いたようだ。

今までの私だったら、「自分がなんとかしてあげなければ」という余計な感情まで出てきてしまい、事が大げさになったり、逆に怨まれたり、変に巻き込まれて、自分の神経をすり減らすことになりかねなかった。
相談はあくまでも、助言にとどめて、深く立ち入らないほうが身のためだと学習したのはつい最近だ。

以前に別の子におなじような仕事の相談をされ、その子の勤める会社の上司に電話でなじられる羽目になってしまったことがある。
あの時はかなりエネルギーを使ってしまった。
どうしてそんなことになったのか詳細はあまり覚えていないが、今考えると、その上司が言っていたことは案外的を得ていたのだと分かる。

家族であっても、自分の問題は自分で解決すべきで、助言はいいが助力は最低限、いや、むしろ、まったくしないほうがお互いのためだ。

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